アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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ブルータス最新号、今日の糸井重里。

雑誌ブルータスの最新号は、糸井重里氏の1冊まるごと特集。
今年の1月から3月の糸井氏の毎日を追いかけたもの。
たった2カ月あまりであるが、今の彼が何ものであるかをあらためて知ることができた。



糸井重里氏は、私が広告業界に入った頃、第一線で活躍されていたコピーライター。
80年代前半、広告の花形だった西武百貨店で書いた数々のコピーは、
コピーライター全盛時代のまさに象徴だった。

特に俳優で映画監督であるウッディアレンを起用したキャンペーンに書いたコピー、
「おいしい生活」は大いに話題となったものだ。
なぜ食べ物でないのに、おいしいのか。その後主流となったライフスタイルを提案するコピーの
走りだったように思う。

自分自身は、秋山晶氏、真木準氏の作風が好きだったが、
コピーライター養成講座に通った時は、まさに受講者は糸井派、仲畑派に真っ二つという感じ。

そんな糸井氏だが、今の若い人にはほぼ日新聞の糸井さんという印象が強いのでは。
若い人たちには、逆に広告時代の糸井氏はまったく知らない。

アナログの時代からデジタルの時代へ。見事に転身できた背景には、
糸井氏のインターネット的価値観がある。
以前も書いた記憶があるが、このインターネット的であることがネットの時代には重要で、
ネットは使うものの考え方がネット的でなくてかつての栄光にすがって生きるしかない人もたくさんいる。

なぜ彼が時代を超えて活躍できるのか。あらためて私にはその凄さを知る興味深い1冊となった。

昔懐かしい人にはデジタル的な価値観を、若い人には広告の良い時代の糸井氏の価値を、
いわば一粒で二度おいしい糸井氏を楽しむことができるのが
このブルータス「今日の糸井重里」だ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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