アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている!

はじめて手に取ったときと、買って読んだ後のギャップが大きい本。

そんな印象ではおそらくぴか一の
「なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている!」を読んだ。



小さな会社の社長さまへ”残念なお知らせ”があります。
いい商品やいい広告をつくっても、ものが売れない時代になりました。

こんな書き出しで始まる。

要するに、商品自体がコモディティ化し違いがほとんどなくなった今では、
差別化することが難しい。ではどうするかというと、
登場するのがストーリーマーケティングだ。

著者の岩崎聖持氏は、ストーリー戦略の専門家。
商品のバックボーンにある物語を伝えることにより物が売れる土壌をつくる。

今の消費者はこういった物語に参加したがっていると岩崎氏。
いわゆる物語参加型消費というものだ。

小さな会社のブランド戦略の村尾隆介氏の考え方に近い。川上徹也氏もそう。
そんな物語をマーケティングに取り入れ成功事例を作っている人が書いた本も多い中で、
本書は入門書として非常にわかりやすい1冊で、特にマーケティング初心者にはおすすめである。

やや気になるのは過剰なほどに軽いトーン。
表紙からして桃太郎の漫画で仲にも随所に漫画が登場する。
わかりやすくするための重要な要素だそうだが、せっかくの濃い内容がぼやけてしまい、
必ずしもうまくいっているように思えないが、まぁ本人のブランドが出来上がっていない現状では
多少ゲリラ的でもいたしかたないのだろう。

そんな体裁は別として、どんな会社にも埋もれている物語がある。その存在に光を当てる人、
そんな役割の人が今この時代に求めれていることは間違いない。
読み終わった後、著者、岩崎氏の真摯で熱い想いが十分に伝わってきた。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

ありがとうございます。

adrunnerさん

拙著を読んでいただき、ありがとうございました。コメントも非常に勉強になりました。

本当にありがとうございます。

  • 2011/05/11(水) 18:21:15 |
  • URL |
  • 岩崎聖侍 #-
  • [ 編集]

Re: ありがとうございます。

岩崎様、コメントありがとうございます。
最近読んだ本の中でも非常にためになった1冊でした。
応援しております、次回作も楽しみにしています!

> adrunnerさん
>
> 拙著を読んでいただき、ありがとうございました。コメントも非常に勉強になりました。
>
> 本当にありがとうございます。

  • 2011/05/11(水) 21:57:41 |
  • URL |
  • adrunner #oxObac6k
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/987-0986a6fd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad