アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

CSR+ブランディングのクロスカップリング反応。

企業広報ブックの5、「企業ブランディングを実現するCSR」を読んだ。



まず特筆すべきは、この企業広報ブックが全六巻のシリーズで構成されていることだ。

1.社会との良好な関係を築く広報の基本
2.組織と人を活性化するインナーコミュニケーションと社内報
3.企業メッセージを社会に届けるメディア・リレーションズ
4.投資家の理解と共感を獲得するIR
5.企業ブランディングを実現するCSR
6.会社を守るクライシス・コミュニケーション

以上、全六巻。

出版したのは産業編集センター出版部、地味な会社であるが意義は大きい。
これだけの広報担当者に向けてのシリーズはかつてなかった。
それだけ企業コミュニケーションの向かう方向が広報を求めているとも言えるのではないだろうか。

さて、そんな中の5巻目が、紹介するCSR編である。

CSRとは日本語で、企業の社会的責任、コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ。
ひと頃はCSRというと、ともすると後ろ向きの対策といったイメージであったように思うが、
今は積極的に企業価値を上げたいと考える企業の重要課題となっている。
CSRは間違いなく進化しているのだ。

本書で中心的に紹介されているのは、CSRとブランディングを組み合わせた、
戦略的CSR。

戦略的とつくと思いだされるのが戦略PR、
私の解釈では、戦略的とは企業の根幹に左右するという意味合いに変わること。
つまりCSRが企業価値そのものを上げる取り組みになるということだ。
上手に取り組めば大きく飛躍できるチャンスともなり得る。

社会への貢献を通して企業ブランディングを構築する。
簡単なようで非常に難しいことと思うが、それができないとこれからの企業の成長は
ありえないと言っても過言ではないほど、CSRはステークホルダーはじめ
企業とかかわるあらゆる人から注目を集めている。

そんなCSRブランディングの最新の考え方、取り組み方を教えてくれるのが本書。
時間があれば全6巻を読破して広報のプロを目指すのも悪くない。
もちろんアドマンにとってもこの先必須となりそうな知識を付ける良い機会かもしれない。

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