アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

メッセージを欲張らないことが、クリエイティブ。

広告を作っていた頃に気をつけていたことであるが、
広告を作るとなると、肩に力が入って、あんなことこんなことと、
とかくメッセージを詰め込む方向に行きやすい。

コミュニケーションは相手があって成立すること。
饒舌であればあるほど、相手が食傷気味になっていることを悟る能力がなければ、
コミュニケーションのプロにはなれないと思う。

これは広告に限らず、メールでも会話でも同様だろう。

特に広告の場合では、メッセージを詰め込み過ぎると、本当に伝えたいことがぼけてしまい、
結局は伝わらず終わってしまうことが多い。

どこまでメッセージをそぎ落とすことができるかに広告の成否がかかっていると言っても過言ではない。

このようにメッセージ過多となる理由に、実は作る人の性格も起因しているのではないかとひそかに思っている。

まずはサービス精神が旺盛な人。欲張りな人。ワンマンな人。
こういったタイプはもともと話したいこと、伝えたいことが多く、
どうしてもしゃべりすぎてしまう傾向が強そうだ。

逆に、気の弱い人。このようなタイプは常に不安を抱えていてメッセージを絞り切れない。
その結果、あれも言いたいこれも言いたいと詰め込み過ぎた広告が出来上がる。

ある意味、潔さが重要なのかもしれない。
できるクリエイター、アドマンは潔さがポイント、というのが私の長年の経験の感想だ。

答えは売り手が用意するものではなく、買い手が創るもの。
売り手は買い手に選ばれる情報をわかりやすく提供することに徹すべきだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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