アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

佐々木俊尚氏「キュレーションの時代」

佐々木俊尚氏は、類まれな読ませる力を持った人である。
そして、マイナーな文化に造詣が深い。

そんな佐々木氏の持てる力がフルに発揮された渾身の1冊といえる「キュレーションの時代」を読んだ。



情報流通を激変させるソーシャルメディアプラットフォームの上に形成された無数の情報ビオトープ。
それらのビオトープに接続し、視座を提供する無数のキュレーターたち。
そしてそれらキュレーターにチェックインし、情報を受け取るフォロワーたち。
そんな新たな生態系の誕生が社会を大きく変えつつある。

そんなテーマを、さまざまな角度から豊富な文化的事例をもとに分析している。

300ページを超える新書としては圧倒的なページ数であるが、久しぶりに一気に読みきった。

マスメディアの終焉と新たなソーシャルメディアの時代の幕開け。
歴史的な転換点に立っていることを改めて思い知らされる。

佐々木氏の書く書籍すべてに共通することであるが、読み終わった後に
今のままではいけない、新しい動きを今するべき、焦燥と衝動、そんな複雑な思いを掻き立てられた。

間違いなく言えること、時代が今この瞬間も大きく動いているのだと。

マスメディア主体の情報流通の時代は終わった。しかし、そう言いきれないマスメディア側の人間は
座して死を待つことになるのだろう。逆に言えば、価値観を変えることができれば
またとないチャンスなのだ。わくわくするような未来が待っている。
自分の中に、そんなわくわく感があるか、今一度胸に手を当てて聞いてみよう。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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