アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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トップダウンか、ボトムアップか。

立入勝義氏の新刊、「ソーシャルメディア革命」を読んだ。
つい先日、前作「電子出版の未来図」を出版したばかり、間髪いれずの本作である。



タイトルに掲げたのは、本書の中の一節。

「マスメディアがトップダウンの情報発信であるのに対して、
ソーシャルメディアはボトムアップの情報展開である」と立入氏は言っている。

さらに「ソーシャルメディアでは、マスメディアに対して独特の視点を供給し、
そのスピードにおいてはマスメディアをも凌駕する。ほとんどが個人あるいは零細企業で
成り立つソーシャルメディアは、参入障壁も低く、いわゆる意思決定機関というものは
なきに等しいので、必然的に、行動も速くなるわけだ。」とつないでいる。

トップダウンで、スピードも遅く、参入障壁が高い。
まさにマスメディアは時代遅れの象徴と言わんばかり。

まぁ成熟した巨象である分、変化に弱いのは当然とも言える。
この先、ソーシャルメディアが生活者に受け入れられれば、
マスメディアはいやおうなく退場していく運命にあるだろう。

気になるのはその後だ。

立入氏は、一番影響を受けるのは、大手新聞社、電通・博報堂などの大手広告代理店だというが、
彼らにはM&Aという手段がある。
それよりも中堅から中小の広告代理店はもっと速く淘汰されていくのは間違いない。
いずれにしても、現状の広告費はどこへ流れるのか。

立入氏は、アメリカというソーシャルメディア先進国にいて、一歩も二歩も速い立ち位置からでしか見えない、
ソーシャルメディアの日本への影響を語れる貴重な人である。
それだけに本書に書かれている情報は非常に説得力がある。

ソーシャルの波が、マスメディアを呑み込む日は、意外に早いかも知れない。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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