アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

小寺信良氏「USTREAMがメディアを変える」

小寺信良氏が書いた「USTREAMがメディアを変える」を読んだ。



小寺氏は元プロのテレビ映像編集者。テレビの全盛期ともいえる80年代に活躍していた
折り紙付のプロフェッショナルであり、今は映像・音楽を中心に広く執筆活動を続けているという。

USTREAMについて書いた本はこのところ相次いで出版されているが、
この本が他の本と違うところは、他の本が実際にユーストリームで配信をしている人であるのに対して、
この本は配信をテレビの衰退と合わせて記述し、さらにはテレビの今後にUSTREAMがどのような影響を
与えるかまで触れている。

またUSTREAMの問題点、たとえば肖像権や著作権などについても触れており、
その冷静な視点が長い間映像業界に身を置いている経験の深さを物語っている。

そういう意味で、単にUSTREAMに興味がある人だけでなく、広告業界やテレビ・映像業界に
属し今も現役で業務を行っている人にも読む価値がある1冊ではないかと思う次第。

特に興味深く呼んだのは、USTREAMがラジオ的である、と指摘している箇所。

テレビほど大掛かりではなく、パーソナリティが中心となって番組をまわしていくところなどは
USTREAMとの共通点が多いと小寺氏。

確かにそういわれてみるとそんな感じだ。

ということは、今後ラジオがUSTREAM的に広がっていく余地もあるのかもしれないと思えてくる。

案外衰退メディアと見られているラジオの復活の鍵はこんなところにあるのではないか。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/893-8c2d863c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad