アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

映画は小説を超えられるか、ノルウェイの森。

村上春樹氏の「ノルウェイの森」が映画化される。
脚本、監督を務めるのは、ベトナム系フランス人、トラン・アン・ユン。
青いパパイヤの香りでデビューし、夏至などを手がけた人気の高い監督だ。

その「ノルウェイの森」が映画化されるまでの長い道程を、
最新号のブルータスの「映画監督論」で知った。



もともと村上作品は映画化に著者本人から許可が下りないことで知られている。

今回の映画化に関しても、トラン・アン・ユン監督がはじめて原作を読んでから、
なんと16年の歳月が流れているという。

映画化の条件は、「まずシナリオの第一稿を見せてほしい。それからでなければ何も言えない。」

そこからユン氏と村上氏のやり取りが始まり、村上春樹氏本人からの新たな提案も脚本に盛り込まれたらしい。

先の映画化を打診したときの続きの言葉だ。
「基本的に映画化を許諾してこなかった。けれど、50歳を過ぎると考え方が変わってくる」と
村上氏はプロデューサーの小川氏にそう語ったという。

変えてはいけないことと変わっていってもいいこと、よくわきまえている村上氏らしい言葉の重みである。

村上作品の中では映画化はありかな?と思っていた「ノルウェイの森」、
しかしながら正直、映画は見たいとは思わなかった。

が、この特集でユン氏のこの映画にかけるひたむきな思いを知って、
今は無性に見てみたい気持ちにかられている。

はたして映画は原作を超えられるか、
観客はヴェネチア映画祭のスタンディングオベーションの再現となるのだろうか。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/881-ecfddac7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad