アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

バイラルキャンペーンの恐怖、三浦明博氏「感染広告」

元制作会社コピーライターにして江戸川乱歩賞作家、三浦明博氏の書き下ろし、
「感染広告」を読んだ。



広告業界出身の作家は何人かいるが、三浦氏は、今現在の広告業界に精通、
代理店やクリエイターの役割や置かれた立場もよく理解されているようで、無理なく読めた。

ストーリーの中心は、バドバーグというビール会社のキャンペーン。

主人公の堂門修介は広告代理店・首都広告社のクリエイティブディレクターで、
彼のアイデアをもとに社運をかけたプレゼンテーションの結果、このビール会社の
大型キャンペーンを手にするわけだ。

感染広告というタイトルからもわかるとおり、
他を圧倒したプレゼンの核は、ネットを駆使したバイラルキャンペーン。

予想を上回る反響を手にして一時は大成功に思われたが・・・

サスペンス要素も多いのでここから先は実際に読んでもらいたいが、
広告に仕掛けられた巧妙な罠により事件に巻き込まれる堂門、
窮地を脱することができるのか、予想を裏切る展開に引き込まれる。

まぁ正直、事件自体の信ぴょう性と結末には?がつくが、恋愛あり、さまざまな人間模様ありで
広告代理店を舞台とした読み物としては、理屈抜きで楽しめた。

アドマン、広告業界に興味のある人は、たまにはこんな小説も気分転換にいいかもしれない。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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