アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

スモールスタートではなく、最適スタートをめざすべき。

以前にも紹介した、コンサルタント坂本桂一氏の新刊、「新規事業・成功の<教科書>」を読んだ。
(献本頂きました、ありがとうございました)



相変わらず先の見えない不景気の中、どの業界でも市場のパイが縮小している。
そんな環境下では、企業の重要課題として売上の減少を新規事業でプラスすることが必然のようだ。

そのことを真剣に取り組んでいる会社が生き残るのであり、安閑としている企業はすべからく
市場から退場を命じられる。

自身の会社、そして広告業界を振り返ってみても、生き残りをかけての新規事業への取り組みは
まさに必然の(だった)はずだ。

なのになぜ新規事業への取り組みが後手に回るのか、また取り組んだとしても中途半端なまま失敗に終わるのか、
この本を読むと理由がよくわかる。

一般的に日本の慣習として、新規事業を提案するとその人が事業そのものの運営も任され、
結果失敗に終わると責任まで取らされる。
そのことによって手を挙げる人が減るという悪循環を招き会社も手を挙げた人も幸せになれないと坂本氏。
まず手を挙げたことだけでも評価される考え方を持てなければならないとも。

その他にも、新規事業に携わる人にとって目から鱗の、参考にできる考え方が満載だ。

タイトルに掲げた「スモールスタートではなく、最適スタートをめざすべき」もそのひとつ。

新規事業のスモールスタートは一見リスクが少なくて良いように思われがちであるが、
往々にしてその事業の持つポテンシャルも小さくしてしまうことになるそうだ。
投資とリターンはある意味で正比例の関係にあり、適切な投資が重要になるらしい。

まだまだ先の見えない日本経済。
いつ何時、新規事業のプロジェクトメンバーに任命されるかわからない世の中である。

そういう意味では、今その任にある人だけでなく、すべてのビジネスマンにとって、
新規事業の考え方を知る、さらには実践的に使える数少ない1冊といえる。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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