アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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56歳が起業の志旬期。中嶌重富氏「起業適齢期」を読んで。

本書「起業適齢期」は、翻訳業界にはじめて「アラヤ」というブランドを創造したその仲間たちの物語である。
(表紙裏コピーより)



驚くべき、そして共感するのは、中嶌氏の起業年齢がなんと56歳であること。

この年齢で起業となると、よほどの事情があるのでは、と憶測しがちであるが、
中嶌氏は、この年齢こそ、自身の起業にふさわしい年齢であり、この年齢での起業は必然だったと振り返る。

考えてみれば、確かに高年齢での起業は体力・気力の衰えなどデメリットも大きいわけであるが、
逆に、それなりの経験や人脈があること、勢いだけでなく冷静に分析ができること、そして
場合によってはそれなりの財力もあることなど、デメリットを上回るだけのメリットもあるように思う。

ただし、問題になるのは会社として目指す将来像だ。
ここが明確にできないと、社員の尊敬を集めることはできず、人がついてこない。
特に人生の残り時間が少なければ、自分の人生優先になりがち。

その点、中嶌氏はねっからの起業家タイプであるのかもしれない。
中嶌氏の起業は、熱く燃える大きな志(社会的使命)がバックボーンにあり、
他社にはできない価値を一貫して提供して今日のポジションを築いてきた。
急成長の理由がわかるというものだ。

こうして、わずか起業から7年あまりで、産業翻訳の分野で「アラヤ」というブランドを確立したわけであるが、
その道のりは決して平坦なものではなく、山あり谷ありの波乱に富んだものであり、
社長という業務の大変さがあらためてよくわかった。

高年齢での起業を目指す人間にとっては、勇気をもらえる貴重な1冊。
しかし同時に、相当の覚悟を持って臨まなければ成功しないというある種の決意を促される1冊でもある。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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