バーチャルとリアルの狭間で

名古屋の広告会社で、広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?(祥伝社新書)を読んだ。

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?


まず何よりタイトルづけがうまい。
大ベストセラーとなった『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』に通ずる、
思わず手に取らせてしまう意外性、強さがある。
さらには5年、15秒という、数字でアピールするわかりやすさ・・・

もう手に取らない訳にはいかない。

帯に、人の心を動かすメッセージの作り方、とあるように、
筆者、松本賢一氏は、お客が集まる会社と集まらない会社の違いは、その会社が適切なメッセージを持っているかどうかで決まると書いている。

確かに、成熟期にある現代は、広告的なレトリックより、たとえ稚拙であっても会社としての強み、想いが誠実にメッセージされていることを生活者が評価する時代だ。
言いかえれば、それほど、生活者が企業、商品の本質を見抜ける力を持ってきているということであろう。

と同時に、広告屋の作る美しい、またはかっこいい広告では、本当に伝えたいことは伝わらないと暗に旧来の広告的アプローチの限界を示唆している。

広告の作り手としては耳の痛い話も多々あるが、結局のところ、企業の本質にどこまで踏み込んで考えることができるかが、これから先、広告人として必要とされるか否かの大きな分かれ目になりそうだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

ご紹介、ありがとうございます。

adrunner様

著者でございます。
ブログでのご紹介、ありがとうございます。

本職の方に、読んでいただけて、また、このように紹介してもらっていること、本当に感激しております。

今後も、時々、訪問させていただきます。

本当に、ありがとうございます。

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