アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

理想の会社ってどんな会社なのだろう。

理想の会社は、みんなが相手を尊重しあって、お互いの役割を全うして
幸せになれる会社。

気持ちよく働ければ、忙しさも楽しみに変わるのではないか。

そんな風に考える今日この頃であるが、実のところそんな会社って世の中にあるのだろうか?
そんな夢物語を追っている自分は甘いからなのか?

理想に近い会社を見聞きするたび疑ってしまう、それは偏に今日までそんな体験を
したことがないからだろう。

そんなモヤモヤした気分の中で、福島正伸氏の「理想の会社」を読んだ。



それまでのモヤモヤが吹っ飛ぶ、福島氏が描く理想の会社。

それは現実の会社ではないが、長年の経験で出会ったさまざまな
理想に近い会社のエッセンスが入っているそうだ。

福島氏が描く理想の会社の中心にあるのはTS(トータルサティスファクション)という考え方。

トータルサティスファクションとは、顧客のみならず、社員およびその家族、地域、
日本、さらには地球のすべてを満足させる行動を指すそうだ。

TSの一例として書かれている工務店の例が参考としてわかりやすい。

これまでの工務店の仕事の進め方では、1軒家を建てるとその建築期間中は
近隣の住宅にさまざまな迷惑をかけることになる。

たとえば、工事車両が有料駐車場に止めることで、住民の駐車が阻害されるが、
TSの考え方では、現場にプレハブ小屋を作り荷物はすべてその中に入れておき、
移動には公共交通機関を使ったり、現場監督が送迎をしたりする。

また工事中に出る騒音に対しても、金属のトンカチを使わず、釘をタオルで巻いて
強化ゴムでたたくことで騒音はずっと小さくできる。

そのほかにもTSに基づいたさまざまなアイデアが紹介されているが、重要なのは、すべてに
自分たちの利益、満足はいちばん最後にあるということだ。

顧客、社員を大切にする会社の組織図は、
顧客がいちばん上にあって、社長がいちばん下にあるという話を聞いたことがあるが、
まさしく福島氏の描く理想の会社そのものだ。

リストラの嵐が吹き荒れる、何が起こっても不思議ではない現在にあって、
この本に描かれている、社員に社長が毎日感謝のメールを書き、
感謝の言葉をかけるような会社があったら
一生を賭けてみたい、おそらく多くの人がそう思うだろう。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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