アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

「クロスメディア」と「クロスコミュニケーション」

ADKインタラクティブの横山氏の著書を愛読するのだが、彼によるC-NET JAPANでの連載はその集大成であり、進化し続けるWebマーケティング、変わらなければならない広告業界についてリアルタイムで理解できる貴重なものである。

その最新版が更新された。(1/21)

「スペース提供」から「コンテンツ」提供へ。

常々言っている「クロスコミュニケーション」の必要性を中心に書いているのであるが、
中でも参考にしたい箇所を引用させて頂いた。

小著「次世代広告コミュニケーション」で、「クロスメディアからクロスコミュニケーションへ」というフレーズで、考え方としての「クロスコミュニケーション」を標榜した。つまり、メディア配分からスタートするのではなく、企業のマーケティングメッセージを消費者が求める(楽しめる)ブランデッドコンテンツに変換して、それを「どんなコミュニケーションチャネルにどういう役割をもたせて構成するか」という作業を「クロスコミュニケーション」と呼ぼうと提案した。

昨今のクロスメディアと称しているもののほとんどが、メディアのセリングサイドからだということに気付く。「組み合わせて効果的」という売り文句は、その中身がないのにどうして効果的か説得力に欠く。

 今、「クロスメディア」はメディアを売る側のワードだ。そして「クロスコミュニケーション」はバイイングサイド(広告主側)のワードといえる。

私の会社でも、TV局の主導で、TVCM出稿とWebサイト掲載が連動されたクロスメディア(?)企画を実施したが、出稿したクライアントの評価は惨憺たるものであった。
クライアントのためというより、旧来のTV局の利益本位の考え方で企画された典型と言える。

「クロスメディア」から「クロスコミュニケーション」へ。
ネット対応を急ぐTV局ではあるが、その本質を理解できない限り、まだまだ道は険しそうだ。

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