TVCMの制作において、最後に検索窓表示をしてWebサイトへの誘導を計る手法は、実施して当然という時代になった。
今はクライアントから依頼がなくても、コンテ作成時に盛り込んでおく。
そんな現状、その効果はいかなるものか?
調査したデータをネット上で見つけた。
博報堂研究開発局と博報堂DYメディアパートナーズi-メディア局がオーバーチュアの協力を得て、2005年4月1日〜2007年3月31日に調査した結果。
テレビ広告がインターネットの検索行動に与える影響を調べたところ、検索窓を表示しない広告よりも、検索窓を表示した場合の検索数が2.4倍だったそうだ。
なるほど、予想通りといえる。
ただし、単に窓が表示されているだけでは検索数にほとんど効果がないそうで、「検索窓が表示されていることを伝えるための効果音をつける」ことや、「検索後にどういった情報が得られるかをしっかりと視聴者に伝える」ことをしなければ、視聴者の検索行動が起きないことがわかったという。
やはり。要は検索窓表示が当たり前になり、よりWebサイトへの誘導を促すためには、表示+αの、何らかの新しいアイデアが求められる時期に差し掛かってきたと言うことではないか。
冷静に考えれば、ほとんどの会社がWebサイトを持っていることは既成事実であり、あらためてサイトがあるとアピールするためだけに貴重な秒数を使う必要もない。
気になるキーワードを投げかけリスティング広告でWebサイトに着地させるという手法も当たり前になったが、まだまだTVCMからWebサイトへの誘導施策としては未開拓な部分があるようにも思える。
こういったクリエイティブをとことん追求してみるのも意義のある事かも知れない。

