アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

わかってすっきり、レスポンス広告のすべて。

「費用対効果が見える広告~レスポンス広告のすべて」を読んだ。



ブランド広告全盛の時代に育ってきたせいか、いまひとつ「レスポンス広告」の
考え方がよくわからなかった。

わからなかった、と過去形で書いたのは、この本を読んで目から鱗的に、
レスポンス広告がすっきり理解できたから。

レスポンス広告というからには目的は売ること。ということくらいはある程度わかっていた。

ここで投げかけられているのは、レスポンス広告はそもそも広告なのか、という話である。

著者の後藤一喜氏は、
レスポンス広告の正体は実は広告ではなく販売であり、小売業の一形態であるとしている。
つまり広告の体はなすものの、実は一つのお店と同じであるということである。

広告ではなく販売ということを認識することで、レスポンス広告に関する疑問はすっきり解消する。
イメージ広告との違いを難しく考え広告として理解しようとするのは
そもそもナンセンスということだった。

レスポンス広告をお店と同じということで考えると次のようになる。

普段なら通り過ぎてしまう通行人の足を店の前で止めさせ、お店の中に引き込む。
商品を手に取らせ、レジに走らせる。

基本的にそこまでをメディア内で完結させるため、イメージ広告とは違い、
情報量が多く繁雑に見えるようになるのは致し方ない。

レスポンス広告が狙うのは、あくまで新規顧客の獲得である。
既存顧客の維持に比べると5倍の労力がかかるといわれているが、
それだけに経験とデータが重要になるのであろう。

こういう景気が停滞するときは、どうしても短期の成果が求められる。
そういう意味で、レスポンス広告の需要が増えるのは間違いないだけに、
実例での説明・比較も豊富でわかりやすくまとめられた本書
「費用対効果が見える広告~レスポンス広告のすべて」の存在意義は大きい。

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