アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

放送レポート7月号、特集は「テレビCMの未来」。

放送をめぐるさまざまな動きをピックアップしてまとめた放送レポート。最新号の特集は、
「テレビCMの未来」ということで買って読んでみた。



基調講演「変わる広告」、ライター・マーケティングプランナーの谷村智康氏。

パネルディスカッション「テレビの媒体価値とCMの未来」。
パネリストは、谷村氏のほか、
日本アドバタイザーズ協会事務局長の後藤浩一氏、
朝日広告社クロスメディアデザイン局の渡辺修平氏、
民放労連宮城テレビ労組副委員長の井上浩史氏、
本誌編集長の岩崎貞明氏、
コーディネーターとして、名古屋文理大学准教授の江草晋二氏。

東京で開催された「民放労連2009営業フォーラム」をまとめたものということで、
こういうメンバーになった背景もなんとなくわかる。

さて肝心の内容であるが、
基調講演の谷村氏は、元広告代理店の社員で、最近は「CM化するニッポン」
「マーケティングリテラシー」を書いたライターとして脚光を浴びている人。

谷村氏は書いた本の中でも同様であるが、広告業界にはかなり批判的なスタンス。

すごく挑発的な話としてと断わりを入れてはいるものの「テレビはなくなるか、もしくは、
放送局の数は非常に少なくなると思っています」と断言。

その理由として、自身が腕時計をしていないのは携帯電話で用が足りるためで、
同じような形でテレビもなくなるだろうと。

ただしテレビがなくなってもテレビCM自体がなくなることはないと思う、
だけどもTVという単体で残っていくかというとそれは難しく、
形は大きく変わっていくだろうと語っている。

つまりTVCMがCMではあるけれど、TVで流れるものとは限らないということだろう。
つまり、谷村氏の指摘は、そのままテレビ局のビジネスモデルの崩壊を意味しているともいえる。

自民党ではないが、50年体制ともいえるテレビ局と広告代理店の蜜月関係も
終わりを迎える日も近そうだ。

そういう目で読み返してみると、非常におもしろい記事ではあるし、
今後の転換への参考となる前向きな記述も多い。
業界人にとって大切なことは、前にも書いたが、変わらなければならないという強い意志である。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/451-f2cc7613
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad