アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

まるでドキュメンタリー「剱岳、点の記」を見る。

木村大作初監督作品、「剱岳、点の記」を見た。

剱岳 点の記

予想通りというか、見に来ている人は平均年齢60歳くらい。
通常にくらべると、圧倒的に年齢層が高いようだ。
おそらくは昔からの映画ファン、日本映画ファンであろう。
公開初日ということもあるが、そこそこの入りだった。

肝心の映画だが、第一印象は、この映画が、
まるでドキュメンタリー映画のようであること。

見ているうちに、これが創られた映画であることを忘れてしまうほど、
リアリティを感じた。

逆にいえば、いかに撮影現場が大変であったか、そこに感じ入ってしまい、
本来のストーリーを忘れてしまうような違和感があった。

そういう意味で、観終わった後の感想は少し複雑であった。
俳優陣はいかに大変であったか、撮影班も想像を絶する現場であったろう、
そんな感慨ばかりが頭をよぎり、肝心の心を打つ感動という印象は薄かった。

完成度の高さは、さすが木村大作と賞賛されることは間違いない、
と同時に映画づくりの難しさも考えさせられた一作だった。

とはいえ、この1カットへのこだわりは一朝一夕では作られない極上のキャリアを感じさせてくれる。
主役の浅野忠信、香川照之はじめ俳優陣の熱演も見事だった。

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