アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

鷹野義昭氏、「CM好感度№1だけどモノが売れない謎」

副題に、明日からテレビCMがもっと面白くなるマーケティング入門とある、
「CM好感度№1だけどモノが売れない謎」を読んだ。



著者の鷹野氏は、もと大手広告代理店アイアンドエスの社員。
今は独立して、コミュニケーションマーケティングの専門会社株式会社テムズの代表である。

CMの評価と売上はCM本来の特性を考えると必ずしもイコールではないと思うが、
それはそれとして
大抵テレビCMというと、クリエイティブ観点でクリエイターが書いたものが多いが、
本書は、テレビCMをマーケティングの視点で捉え書かれた数少ない1冊だと考える。

ピックアップされた研究事例も多く、ひとつひとつが参考になる。

この本を読んであらためて思うこと。

鷹野氏もいうように、マーケティングとクリエイティブは相反するものではなく、
クルマの両輪のような存在で、どちらが欠けても成り立たない、ということだ。

誰に、何を、どのように伝えるか。

CMはあくまでより伝わりやすくするための手段であり、
やはり重要なのは何を伝えるかだろう。

今日もCM案の会議を行ったが、この何をが確定できないと、
表現案は、はっきり言って何でもありになる。
その時のクリエイターにかかる負荷は、通常の何倍にもなってしまうのだ。

愚痴になってしまうので、本書の話に戻すと、
CMに対する共通理解を社内で作ろうと考えた時の格好のマニュアル的存在としても
使い勝手がよい。
これからCMを勉強したい、という方には特におすすめだ。

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