アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

広告を見た人から「ありがとう」といわれるサイト

600万人が利用するという巨大料理サイト「クックパッド」。

今でこそ料理をする人であれば誰もが知る「クックパッド」であるが、
1998年の立ち上げから今日までは棘の道の連続だったらしい。

その内幕の一部始終が記された新書、
600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス、を読んだ。



タイトルにビジネスとあるように、棘の道のほとんどがいかに収入を得るかの道だったようだ。

大きな転機となったのは2004年の小竹編集長の入社、そして
2005年に加わった現在広告事業部門をまとめる森下氏の存在だそう。

森下氏の入社以降、広告収入が圧倒的に増加し、今日の経営基盤が築かれたとのこと。

その広告についてだか、
今後は、あらゆる業界で広告の形が変わっていくかも知れないという筆者上坂氏の予測に対して、
「クックパッド」社長の佐野陽光氏は次のように語っている。

「本当の広告効果とは何か、それを考えなければいけなくなっている、ということだと思います。
 広告の送り手側も、受け手側も、双方にとってプラスになるマッチングがこれからは問われて
 くると僕は考えています。実際、マッチングの率が高まっていく中で、広告の受け手はますます
 自分に合った情報にシビアになっていくのではないでしょうか」
その想いの集大成がタイトルにも掲げた、広告を見た人から「ありがとう」といわれるサイトづくりだ。

一方的な広告の時代は終わり、必要な人に必要な情報を届けるというコミュニケーションの
基本としての価値が問われるということだろう。
まさに、今広告が直面している問題をズバリ言い得ているように思う。

このように佐野氏は、ロジックに物事を考える人で、本書の中で語っていることも
すべてが理にかなっている。
クックパッドの今日の成功もまさにそこにあるのではないか。

アドマンにも、経営者にも、読んで目から鱗のノウハウが満載、必読の1冊だ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/415-c37d3b94
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad