アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

村上春樹氏、エルサレム賞受賞スピーチの「壁と卵」

好きな作家と聞かれて迷わず「村上春樹」と答える私。

大学時代、デビュー作「風の歌を聴け」を初版で読んで以来の根っからのハルキストだ。

その村上春樹氏がイスラエル最高の文学賞、「エルサレム賞」を受賞し、
その受賞スピーチを行った。

村上春樹エルサレム賞受賞スピーチ

スピーチに立つことすら珍しいと思うが、英語でのスピーチを映像で見られたことは新鮮。

紛争当事者を支持していると見られることから周りの多くの人に受賞に反対されたが、
あえてメッセージを届けるために受賞を受け入れ訪問を決意したとか。

村上氏は、その授賞式で、高い壁とそれにぶつかって壊れる卵を例に出し、
たとえ卵がどんなに間違っていたとしても、常に私は卵の側につくと述べた。

あえて名指しはせず、静かではあったがガザ侵攻への強い怒りを包含した
見事なスピーチだったように思う。
その後の鳴りやまない拍手が、参加した人々の共感を象徴していた。

村上春樹氏らしいメッセージ、いよいよノーベル賞に近づいた、そんな感がある。

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