日経広告研究所から「2008 基礎から学べる広告の総合講座」が出版された。
従来から年に一度発行されていた「広告に携わる人の総合講座」が今回より改題されたようである。
基礎からとあるが、内容は現場歴何十年という私にとっても読みごたえのあるもので、日頃クライアントに提案している考え方を再整理する意味でも非常に役に立つと感じた。
最近何かと話題のクロスメディア、クロスコミュニケーション、メディアニュートラル、AISAS、Web2.0、ブランディングなどのキーワードが全体にちりばめられていて、現在の広告業界の関心事が一冊で俯瞰できる優れものの書籍である。
3500円を高いと見るかお値打ちと見るか、それぞれの価値観で意見は分かれるとは思うが、少なくても私には安い買い物であった。
今まさに大きな転換期にある広告業界。読んでみて、なるほどと実感するのは、やはり5年前、10年前と戦略も戦術も大きく変わっていることである。すでに死語とはなっているが、まさにドッグイヤーのごとく。
普通にしていたらあっという間に時代から取り残されてしまう、そんな危機感をあらためて強く抱いた。
いずれにしても、広告に携わる全ての人におすすめの一冊であることは間違いない。

