アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

ウイルコ、障害者割引郵便の不正利用(!?)

石川県白山市の印刷・通販会社のウイルコが、障害者団体の定期刊行物に適用される
郵便料金割引制度を利用してダイレクトメールを低料金で送っていたというニュースが流れたが、
博報堂がウイルコに委託した家電量販店の広告付き封筒約1100万通も同様の方法で
低料金発送されていたことが発覚した。

新聞記事は、明らかに不正利用、と書いている。
ちなみに、この制度を利用すると、通常120円の料金が8円に割引されるそう。
今回の家電量販店の場合に当てはめて計算してみると、
なんと12億円もの費用が浮いたことになる!!

新聞記事によると、
博報堂の広報担当者は、ウイルコから「制度上の問題はなく、障害者団体のためにもなる」と
説明を受けた、と語っている。続けて、「結果的に顧客を混乱させており、認識が甘かった」とも。

記事によれば、あくまで博報堂は被害者である。
が、博報堂ともある会社が全く問題がないと考えていたわけではないだろう。
逆に言えば、ある意味確信犯でもあるように思えてならない。
法の網をくぐりぬけても競争に勝たなければならない、その考えが招いた結果と言えないか?
他人事ではないだけに、業界全体が戒める必要がある。

ちなみにウイルコのにゅーすりりーすによると、広告代理店から不正利用をすすめられたようだ。
どこの広告代理店とは書いていないが、もし万が一、博報堂からであったりしたら、
新聞記事は、誤報もいいところだ。

以下、10月28日に出されたウイルコのニュースリリース

報道等で問題とされております「低料第三種郵便物」の取り扱いにつきましては、
広告代理店から「いくつか制約条件はあるが、それをクリアーすれば法律的に問題はない。
費用の一部は福祉にも還元される」と紹介され、その趣旨に賛同し採用を決定致しました。
従いまして、この制度を曲げて利用する意図は全く無く、今年の10月1日、新聞社の取材を受けた際に、この制度の本来の趣旨に照らし問題があるとの指摘を受けました。
制度本来の趣旨から逸脱した可能性に気付かなかったことは、企業として深く反省いたしております。
その結果、多くの皆様方に多大なるご迷惑をお掛けすることになってしまいましたこと、心からお詫び申し上げます。

今後、弊社は不適切な「低料第三種郵便物」の利用は一切致しません。

内部調査委員会からは、現状違法性は確認できないものの、社内手続的に万全の態勢であったとは言いがたいとの指摘を受けております。引き続き、再発防止及び問題点の早期発見を主眼に、外部の有識者を加えコンプライアンス態勢の点検を行い、さらなる向上を図って参ります。

以上

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コメント

ウイルコとベスト電器は
最悪ですね。。
いつになっても
こうやって悪いこと考える
大人が後を絶たないんですね。。。

  • 2010/07/01(木) 23:44:31 |
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