アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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英国発クラフトビール“BrewDog”。熱狂を生むパンク経営哲学とは。

短期間に急速な拡大を続けるクラフトビール会社「ブリュードッグ」。その創業者であり共同経営者であるジェームズ・ワットが書いた「ビジネス・フォー・パンクス」を読んだ。

ビジネスフォーパンクス

いやぁ痛快!もうその一言に尽きる!

ビジネス書とは思えない爽快な読後感。あっと言う間に読み切ってしまった。

しかも、ただ面白いだけではないのだ。今の時代の、ビジネスの本質をズバッと突いている。

その面白さは、タイトルからも伺える。
なにせ「ビジネスフォーパンクス=パンクなやつらのためのビジネス」、なのだ。

ビジネスとパンク、一般的には対極にあると思われる要素を同列に並べてしまう。
ビジネスの成功はそれくらい既成概念を打ち破らなければはじまらない、といわんばかり。

さて。
ブリュードッグは、2007年にスコットランドで産声を上げたクラフトビールの会社。
彼の言葉に説得力を感じるのは、実際に創業以来、毎年倍々ゲームで成長、
8年あまりで500人を超える企業に成長しているという現実にある。
成長の秘訣は、一にも二にも彼ら創業者の経営哲学にあることは間違いない。

・始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ
・人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ
・事業計画なんか時間の無駄だ
・嫌われ者になれ
・永遠に青二才でいろ
・すべてがマーケティングだ。
・顧客ではなくファンをつくれ

本書に登場するワットの言葉。
こうして列記してみても、会社の独自性がわかるのではないだろうか。

冒頭にも書いたが、本質を突いていると思うのは、今の時代の成功条件である
「マーケティング&イノベーション」を確実に押さえていることだ。

特にイノベーションはコモディティ化が進む世の中では必須条件となりつつあるだけに、
彼らの発想はとても参考にできる。
どんなにマーケティングに長けていても、それだけでは今の時代、片手落ちだとあらためて知らされる。

ここでは書かないが、良い悪いは別にして消費者とのコミュニケーションも超過激。
好きか嫌いか真っ二つに分かれるような…
もうここまでやったら否が応でも注目せざるを得ない、見事に手の内にハマってしまうのだ。

常識の真逆を行く。戦うのはライバルではなく自分自身。ただ信じる道を猛スピードで突っ走る。

明確な経営哲学が、世の中の共感を呼ぶ。あらためて、こんな時代になったんだと感嘆する1冊だった。


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