アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「売り方」の神髄、すべては「知る・見る・聞き出す」から。

今回読んだのは、マーケティングコンサルタント、松野恵介さんが書いた『売れる人が大切にしている!「売り方」の神髄』です。

「売り方」の神髄

「売れる」人が大切にしている!「売れる」方法とは?

「売る」のではなく「売れる」、ここが肝心ですが、そのスタートは「知る・見る・聞き出す」こと。
本書で松野さんが繰り返し書いている、本書のテーマでもあります。

そのためにまず大切なのは、お客様が何を求めているかということ。

松野さんいわく、
お客様が求めているのは、決して商品の良し悪しや、安い高いだけではなく、
自分の悩みや困りごとをきちんと聞いてくれること。

それに対して漠然と聞いているだけではダメで、相手を知るためにこちらから積極的に聞くことが大切だそうで、
これをもっと正しく表現すれば、「聞き出す」ことなのだそうです。

そして、しっかり「聞き出す」ことができれば、

・商談がスムーズになる
・価格競争に巻き込まれなくなる
・お客様から信用され仕事を任される
・提案営業がラクになる

などなど、さまざまな効果が生まれてくると松野さんは言っています。

確かに、かつて多く存在した自己主張の強い営業マンタイプほど、「話す」ことに時間を費やし、聞く」ことがおろそかになる。結果、売れるものも売れなくなってしまう。まさに松野さんがいう「売れる人」の裏返しなのだと思います。

しかしながら「聞き出す」ことが重要だとわかったとして、そう簡単にうまくいくほど、世の中甘くありません。
なぜなら「聞き出す」ためには、こちら側も質問できるだけの知識や情報が必要になるからです。

たとえば自社商品に対する知識。
まずは自分がその商品を好きになり、詳しい商品知識をもっていなければ、相手にも「想い」が伝わりませんね。
逆に好きになって詳しくなれば、相手にもその気持ちが伝わり、あなたに自然と話したくなるのではないでしょうか。

つまり、人を動かすのは、巧みな話術ではなく、自分の愛する「商品」で相手の役に立ちたいというあなたの「想い」がすべてなのだということです。

松野さんのいう「売り方」の神髄とは「根本」、基本中の基本ということで、まさにこの「想い」の存在こそ「神髄」なんだと本書を読んで気付かされます。


本書で松野さんが展開しているのは自身が経験の中から磨き上げた「コネクションマーケティング」というもの。
お客様との「つながり」を作り出すことが、マーケティングの全てを左右するという考え方です。

私もよくいうことですが、お客様と良い関係ができていれば、自然と商品も売れるようになる。
大切なのは、関係が出来る前に売ろうとすると、せっかく売れるものも売れなくなってしまいます。
そこを見誤ると、これからの時代のマーケティングはうまくいかない、そのあたりの時代感を松野さんはきちんと押さえて本書をまとめています。

「売れない」から必死で「売る」のではなく、「売れない」からこそ、立ち止まって、根本に立ち返ってみることが大切な時。

今の世の中の価値観にあった「売り方」を考え直してみるには、格好の1冊かと思います。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/1488-f94af90d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。