アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

企業価値を考える ②必要なのは「つかみ」より「深み」。村尾俊介さんの著書より

事あるごとに読み返す、私にとってはバイブルともいえる1冊。それが本書「安売りしない会社はどこで努力をしているか?」です。

本書のテーマは、値段を下げる前に、できることはたくさんある。

そのとおり。というわけで小さな会社でもお金をかけなくてもできるアイデアが、たくさん紹介されています。

「会社全体のファンを増やす」について書かれた章で、私のお気に入りはタイトルにも掲げたこのページ。(以下、引用)


必要なのは「つかみ」ではなく「深み」


経営者とコーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気で話しをすると、誰が聞いても「心からの言葉だな」とわかる、すてきなストーリーがいっぱい出てきます。

「私は自分の事業が本気で、MADE IN JAPANの復活につながると思っています。だから・・・」

「僕は、人生をかけて、この業界に従事する人たちの社会的地位を上げてあげたいんです。だから・・・」

「だから・・・」の先は、どうやってそれに貢献するかにつながります。大それた事?そんなことはまったくありません。これで、いいのです。

こういうストーリーがあって、はじめて人は、その会社を「応援しよう」と心に決めるのです。

会議室では、インパクトやアイキャッチャーが必要ということで、よく「つかみ」という言葉が出てきます。でも、会社自体を、その地域・業界にファンがいっぱいのブランドにしていきたかったら、同時に「深み」も必要です。

「どうして私たちの会社は存在しているのか?」そんな想いを、ショートストーリーにして、チラシや封筒、名刺など、会社の印刷物に必ず印字していく。

それだけでも、小さな会社のブランド化に向けての、大きな一歩になります。

〜村尾隆介「安売りしない会社はどこで努力をしているか?」

安売りしない会社は

どうでしょう。経営とは続かなければ意味がありません。ハデな分どうしても「つかみ」に目が行きがちですが、本当に大切なことは、地道にあきらめず「深み」を作っていくこと。

それが他社が真似のできない独自価値になるのです。

老舗と言われる会社はすべてこれにあてはまるのではないでしょうか。

つかみといえば広告ですが、広告が効かなくなった、広告のニーズが減ってきた、その理由がわかるような気がします。


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