アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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伝説の経営者「新将命」が教える、経営の原理原則。

日本コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人などで社長を務めた新将命さんが書いた「経営者の心得」を読んだ。



新さんの普遍のテーマとなっているのは、優れた経営者の原理原則。

日本企業でも外国の企業でも、経営の根本の部分は共通なものがあると新さんは言う。

本書でもその考え方が全編に反映され、骨太の経営原理原則論が展開される。

たとえば、「新たに経営者となった時、まずやるべきことが4つある」

4つとは、

1.企業理念の作成
2.目標の設定
3.戦略の立案
4.後継者の育成

中でも、新さんが重視するのが、企業理念の存在だ。

よくわかかっていない人からは「企業理念なんかより、会社が儲かる方法を教えてくれ」と言われるそうだが、それに対して「経営者の責務とは何か?」と問い返す。

すなわち、経営者は、勝ち残る企業をつくらなければならないというのが、新さんの信条。

仮に短期で儲かる方法を知り利益を上げられたとしても、勝ち残るのは難しい。お金儲けだけに注力した企業は、例外なく勝ち残っていないからだ。

逆説的に言えば、勝ち残る企業ほど、企業理念を大切にし、企業理念の実践を意識しているという証なのではないだろうか。

新さんは企業理念をつくるメリットを5つ挙げている。

(1)社内の心をひとつにする(求心力)
(2)社員の誇りとなる
(3)ステークホルダーから信頼される
(4)優れた人材が採用される
(5)業績が上がる

つまり、企業理念を持つことで、社員の結束が高まり、結果として業績を招くことになる。新さんに言わせれば、すべてのスタートはそこから始まるのだ。

私個人の感想では、特に最近では世の中からどのように見られているか、企業の社会的価値がますます重要になってきているように思う。
その意識が経営の中にあるかどうか、あるとしてもどの程度あるのか。それによって、企業の浮沈が決まってしまう、そう言っても過言ではないのではないか。

社会という視点、顧客という視点。人口が減少し、どの市場でもパイが縮小していく今のような時代は、まさに新さんが言うように原理原則に立ち返る時である、企業も、個人も。

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