アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

企業ブランディングを主導する、チーフカルチャーオフィサー の存在。

株式会社イマジナ社長、関野吉記氏が書いた『チーフカルチャーオフィサー が会社を伸ばす! ---企業ブランディングを成功させる「37」のヒント』を読んだ。



外資系企業ならともかく最近は日本企業でも、やれCEOだ、やれCOOだ、はたまたCFOだと何かと騒がしい。
そして、その極め付けが、本書のテーマでもある、CCOだ。

CCOとは耳慣れない言葉だが、チーフ・コミュニケーション・オフィサーの頭文字。

なるほど、呼び名は別として、個人的にはこんな役割の責任者が企業には必要だと常々思っていた、そんな存在である。

CCOが携わる主業務は、ずばり「企業ブランディング」。
ブランディングには外向きのメッセージ=アウターブランディングと社員向けのメッセージ=インナーブランディングがあるが、CCOは特にインナーブランディングへの貢献が大いに期待されると関野氏はいう。

本書ではブランディングの求心力を作る存在としての「企業理念」に、ほとんどのページを割いている。
企業理念の価値、企業理念の必要性、企業理念の浸透のさせ方などなど、37のポイントで紹介する。

本書を読めば、なぜ経営に「企業理念」が必要なのか?いやがおうでも、その理由がよくわかるというものだ。

このところマスコミでは、日本政府の成長戦略の重要な要素として「企業の持続的成長と企業価値向上」がよく取り上げられているが、まだまだ短期の利益に意識が行きがちなのが現実ではないだろうか。
ただでさえ先行き不透明な時代なのに、効果が見えにくい企業ブランディングなどにお金をかける余裕などないというのが本音だろう。

しかしながら、だからいつまで経っても価格競争から抜けられないのだというのが、私の正直な想いだ。

企業ブランディングの価値は年々高まってきている。ゆえに名称は別にして、企業内に企業ブランディングの専門家を置くか育てることが今後ますます増えていくと推測する。

企業の将来のためにも、なぜ今CCOが重要なのか、そしてなぜ企業ブランディングが必要なのか。
大きな時代の転換期にある今だからこそ、その理由をあらためて確かめてみるのに良いタイミングではないだろうか。、

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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