アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

「きれいごと」が企業を成長させる。

社会保険労務士にして株式会社シェアードバリューコーポレーション代表、小林秀司氏が書いた『人本経営~「きれいごと」を徹底すれば会社は伸びる』を読んだ。



ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者、坂本光司氏に師事し、ともに世の中に必要とされる会社を紹介してきた。本書はそんな小林氏の活動の集大成とも言える1冊である。

今、時代は大きな転換点にあり、お金儲け以外の新たな企業の価値観が世の中から求め始められていると小林氏。

そんな世の中の変化を捉えた本書のテーマが、「業績軸」資本主義から「幸せ軸」人本主義への転換である。

「幸せ軸」人本主義とは、利益の最大化ではなく、社員の幸福の最大化を目指す考え方。

しかし、こういう話が出てくると決まって現れるのが、幸せ軸などという「きれいごと」で経営は出来っこないという否定論だ。

そうかもしれない。いや過去はそれが正しかったのかもしれない。

しかしここのところその価値観が音を立てて崩れてきているような気がしている。

ゼンショーのすき家、居酒屋ワタミの労務問題はその象徴といえるのではないだろうか。

お金儲けに熱心で社員をこき使うような企業は世の中から共感を得られるわけがない。そんな当たり前のことが当たり前に理解されるようになってきたのだ。

さて本書では、規模も小さい、知名度もない、けれどそんな中で確実に社員や社会から共感を得て成長を続けている会社がたくさん紹介されている。

ひとつひとつ読んで行くと世の中にこんな会社があったのかとあらためて時代の変化を感じる次第だ。

きれいごとだからこそ、社員や顧客の共感を呼ぶ。そういう時代になったのである。

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