アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

ITが不可能を可能に変えていく。大切なのは「不」を解消したいという強い想い。

JBCCホールディングス株式会社編著、「2020年 ITがひろげる未来の可能性」を読んだ。



2020年といえば、東京オリンピックの開催年。今から6年後だから、あっという間だろう。
本書のテーマは、その間にITで世の中がどのように変わっていくか?
その兆しとなるITの活用事例を5つの分野に分けて紹介している。

教育×IT
働き方×IT
地域×IT
医療×IT
文化×IT

以上、5分野である。
いずれの事例も知名度も低い中小企業の事例であることに価値がある。それほどまでIT活用のハードルが下がっていることの何よりの証だからだ。

そんな視点でそれぞれの事例をあらためて読んでみると、いずれの事例も、個人の小さな小さな気付き、そして「不」の解消という想いから、始まっているケースが多い。

たとえば、働き方×ITの「YouTuber葉一」事例。

親の収入格差が、子供の教育環境に反映され、受ける教育に差が生じてしまう。
たとえば塾へ行きたくてもお金がないために行けない家庭の子供。彼らの教育難民ともいえる不便を解消するために
生まれたのがYouTuber葉一氏が行っているYouTubeを活用した動画授業投稿だ。

以前の職場である塾の講師をしていた時から、温めてきたアイデアを独立してカタチにした。

それ以外にも、
学校、家庭以外での創造的な学びの場を提供する「CANVAS」の取り組み。
テレワークの普及により転勤族の奥様の働き場を提供する「ワイズスタッフ」の取り組み。
ジェネリック医薬品情報の提供により医療費の適正化をめざす「データヘルス」の取り組み。etc

いずれも、あれば良いだけではなく、将来的に“なくてはならない”そんな事業に育つであろうことを予感される。

「不」を解消して世の中のためになる。
かつて不可能だったことが可能になったのは、一にも二にもITが進化したことによるところが大きい。
個人の想いをITが後押ししてやがて世の中が変わっていく。
そう考えると、未来は決して捨てたものじゃない。

ITの秘めたパワーがより力を発揮してくるのは、まだまだこれからだ。
そういう意味では、2020年はほんの通過点だろう。
恩恵を受ける側に回るのもよし。自ら不の解消に取り組むのもよし。
ワクワクするような未来の到来を、本書は教えてくれている。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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