アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

「売れない」のは「選ばれる理由」が伝わっていないから。

企業価値協会代表理事、武井則夫氏が書いた「選ばれる理由~どうしても売上と利益が増えてしまう心理マーケティング」を読んだ。



人は理由があれば行動する。
そして理由が伝われば選ばれる。
だから「選ばれる理由」をこちらが用意する。

これが本書のテーマである。

冷静に考えてみれば極々あたりまえのこと。しかし、それができている会社となると…

本書で武井氏は、具体的かつ豊富な事例をもとに、「選ばれる理由」のつくり方を教えている。

その章は、こんな投げかけから始まる。

あなたの会社の「ウリ」を30秒で述べてください。

いかがだろうか?30秒で「ウリ」を述べることができるだろうか?
もし…ほとんどの社長が述べることができない、もしくは述べられたとしても「ウリ」になってないとしたら…
もうこの本を読み進めるしかないのだ。

武井氏は「ウリの原石」を探せとして、次の4つの切り口を呈示している。

切り口1:どこにも負けない「商品」「サービス」「技術」を見つける
切り口2:どの会社にも負けない「№1」「オンリーワン」「日本初」「世界初」を見つける
切り口3;心が磨かれる感動的な「ストーリー」「人」を見つける
切り口4:社内の浸透している特有の「理念・哲学」を見つける

本書を読めばわかるが、武井氏はこの「ウリ」に徹底的にこだわっている。
中にはうちには特別な「ウリ」などなくて、と謙遜する社長もいるが、確かにその時点で自社の商品には魅力がないと言っているに等しいし、ある意味社長失格というレッテルを貼られても弁解の余地はないように思う。それほど「ウリ」は重要なのだ。

「ウリ」を見つけることと同様に、選ばれる理由となるために「ストーリー」に沿って伝えることの重要性にも多くのページを割いている。

自社商品のコモディティ化にお悩みの経営者は、今一度原点に帰って考えてみるのも良いかもしれない。

あとがきで武井氏はこう書いている。

“価格競争から価値競争へ。皆が価値自慢をしている、そんな国にしたいと私は願っている。”

me too. 価格競争は関わる人すべてを不幸にする。武井氏のいうような国にならなければ、今よりみんなが幸せになることはできない。

本書がそんな一助になることを願うばかりだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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