アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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「アグリゲーター」という新たな人種が主役になる時代。

シグマクシスの柴沼俊一氏と日経ビジネス副編集長の瀬川明秀氏の共著「アグリゲーター~5年後に主役になる働き方」を読んだ。



企業の寿命はますます短くなっている。近い将来、サラリーマンは1社だけに帰属するのではなく、2社以上と仕事をするようになるのではないか。

本書ではそんなショッキングな調査データが紹介されている。会社側からみれば、以前のように社員が満足する給与を払えるだけの余裕がない。ほとんどの市場がシュリンクしていくことを考えれば、今後ますます厳しさが増すことは間違いないだろう。

そんな世の中を察知してか、組織の枠にとらわれず自由闊達に活躍する人種が増えているのだそうだ。彼らこそ、著者ふたりが「アグリゲーター」と呼ぶ新しい人種なのである。

アグリケーター。新しい価値を生み出す能力を持ち、ビジョンを持って企業内外で活躍する人々。

5年後には彼らのような働き方が主役になるとの大胆な予測も立てている著者ふたりであるが、本書でアグリゲーターが持つ思考や行動の特徴を次のように5つにまとめて掲げている。

その1:将来やってくる未来を具体的にイメージし、自分たちならどのような貢献ができるのかを考えてしまうし、プランを書かずにはいられない。

その2:既存事業の枠組みに囚われず、その瞬間に最も適切と思われる事業モデル・アプローチを設計・実行する。

その3:事業を実現するために必要な能力を見極めることができる。それを集めるだけのネットワークを持っている。

その4:状況に応じて、自分の古いスキル・成功体験、能力をいとわずに捨てることができる。

その5:強烈なビジョニング力を持っている。

どうだろうか。自分がアグリゲーターとなるにはかなりハードルが高い気もするが、要は組織に依存することなく自立して、定めた方向に向かって自身を柔軟に変えていける意思の強さがまずはこの先の働き方には必要だということだ。

5年かかるか10年かかるか…いずれにせよ、アグリゲーター的資質が企業の浮沈を左右する時代になることは間違いないだろうし、個人も企業に依存せず自身の強みを明確にして自立することが求められることになるだろう。

そういう意味で本書は、これからの生き方、働き方を占ううえで大変貴重な1冊といえる。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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