アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

企業は世の中をよくするためにある。

ベストセラーとなった「MISSION」を書いた岩田松雄氏の最新刊『BRAND~元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得』を読んだ。



企業は、何のために存在するのか?

新卒入社での日産自動車に始まり、ジェミニ、コカ・コーラ、タカラ、アトラス、ザ・ボディショップ、スターバックスとキャリアを積み重ねる中で、岩田氏が辿りついた答えが、タイトルにも掲げた「企業は、世の中を良くするためにある」だ。

それでは利益はというと、事業を継続していくために必要な手段であり、決してそれ自体が目的ではないと明確。

このシンプルな答えに基づいて書かれた岩田氏の本がベストセラーとなった。
それが前述した「MISSION(ミッション)」である。本書はその続編といえるもので、テーマ「ミッション」と表裏の関係にあると岩田氏が言う「BRANND」について。

岩田氏いわく、ミッションを達成しようと努力し、それを発信していくことで人々に伝わり、ブランドとして認知されていく。
ミッションなくしてブランドは永遠に作ることができない、まさに表裏一体の関係ではないか。

この考え方は企業だけでなくそのまま個人にも当てはまるというわけで、「自分ブランド」を築く48の心得として岩田氏がまとめたのが本書なのである。

48の心得の中から一つ二つ抜き出してみるだけで、そこに貫かれている岩田氏の思いがストレートに伝わってくる。

たとえば、心得5;「安売りセール」は裏切り行為である。
ミッションを体現する企業、スターバックスでは値引き販売は一切しない。一度でも値引きをするとそこから負の連鎖が始まると強く戒めている。

たとえば心得15:愛社精神がなければブランドにならない。
社員が愛していない会社や商品が、お客様にとってブランド価値を持つなどという都合のよいことはありえない。

目的と手段の違い、わかっているようでわかっていない経営者も多い。そのような経営者に共通するのがミッションの欠如だ。ミッションとブランドが表裏一体だとすれば、その経営者が経営する企業は、どれだけ時間を重ねても永遠にブランドを構築することは叶わないだろう。

これからは個人も「自分ブランド」を築かなければ生きていけない時代になることは間違いない。
本書では自分ブランドを築く方法も豊富な事例とともにわかりやすく解説されている。
自分ブランドを確立して個として価値を評価されて生きていく人生か?それとも企業に頼って自分を殺して生きていく人生か?ミッションがあるなら答えは決まっている。

果たしてあなたにミッションはあるのか?岩田氏に尋ねられている気がした。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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