アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

あたらしい働き方は、既成概念を打ち破ることから始まる。

ベストセラー「レバレッジシリーズ」でもおなじみの本田直之氏の最新刊「あたらしい働き方」を読んだ。



過去の著書であるレバレッジシリーズでも、パーソナルマーケティングでも、ノマド・ライフでも。
常に個人に焦点をあてて、企業や社会との係わり方を通して、人としての理想の生き方を追求してきた本田氏。

本書「あたらしい働き方」はある意味、その集大成ともいえる。

本書は、日米20社の新しい働き方を追求している企業への取材を通して、それぞれの独自性が生まれている背景、そこで働く人のライフスタイルを紹介している。

取材企業は次の20社。

IDEO、エバーノート、インストラクタブルズ、スタンフォード大学d.school、キックスターター、ネットアップ、パタゴニア、セールスフォース・ドットコム、パタゴニア、ホワイトストラタス、ザッポス、カヤック、sansan、スタートトゥデイ、チームラボ、ディー・エル・イー、Plan・do・See、Liverty、ワークスアプリケーションズ。

革新的な企業としてすでにマスコミなどで何度も紹介されている企業もあれば、この先一気に認知が上がるであろう急成長中の会社もある。本書での本田氏の狙いは、こうした新しい働き方を実践している企業を通して、これから働き先を探そうとしている人たちに、新たな基準を提示し、企業選びの再考を促すこと。時代が大きく変わっているのだから、企業選びの基準もどんどん変わっていかなければいけないというのが本田氏の主張だ。

確かに企業30年説が言われるように、時代が変われば時代に受け入れられる企業が変わってくるのは当然と言えば当然のこと。その凋落を左右するのは、安定という名の堕落、つまりは企業が生き残っていくためには、常に止まることなく革新を模索していかなければならない宿命にあるということなのだろう。

本書で紹介されている企業をこうしてあらためて眺めてみると、それぞれが個性的で一見共通点は少ないように見えるが、本田氏の取材を通してわかったことがある。
それは、すべての会社が「既成概念を打ち破る」ことを第一義としビジネスの大前提としていることだ。
そもそも、紹介されている経営者のほとんどが、当たり前と言われていることに疑問を持ったことからビジネスをスタートさせているから、当然と言えば当然のことであるが…。

今就活まっただ中にいる人にはぜひ読んでもらいたいと思うが、それ以上に経営者にはぜひ一読をおすすめしたい。こうした会社が世の中に存在し、それぞれが社会から高い評価を受けていることをぜひ肌で感じてもらいたいからだ。共感できることがあれば積極的に取り入れて頂きたい、それが社員の幸せにも通じることは間違いない。

経営者の価値観が、会社のすべてを規定する。社員を幸せにするのも不幸せにするのも経営者の考え方ひとつ、それほど経営者の考え方は重要だとあらためて思った次第。

つくづく思う、働き方とは生き方そのもの。それだけに本書で紹介されている会社で働く人たちは、さぞや幸せなのだろう。うらやましい限りだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/1316-6c8a71e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad