アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

本屋での「想定外」の出会いから、クリエイティブジャンプは生まれる。

博報堂ケトルの嶋浩一郎さんが書いた「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」を読んだ。




嶋さんの言葉を借りて恐縮であるが、広告会社時代の私がまさにそうであった!

あたりまえだが、本屋は本を買う場所である。しかし、それだけなら5分もあれば事足りる。
なら、なぜ3時間も4時間も本屋にいるのか?(何を隠そう、私のことである)

嶋さんがいうように、本屋の最大の魅力は何より「予想外の出会い」があること。
だからこそ本屋好きは、その予想外の出会いを求めて本屋へ足しげく通うのである。

その出会いが、クリエイターであれば思わぬ広告のアイデアとなって世の中に出ることもあるだろう。
また別の出会いは、見知らぬ場所へ「旅」という形で導いてくれるかもしれない。
本屋はその瞬間まで予想もできなかった、人の新たな可能性を拓いてくれるのだ。

さて、本書で嶋さんは本屋に関して心に留めておくべき「本屋の歩き方・五カ条」を掲げている。

(1)本屋に行くのに目的はいらない
(2)自分の持っている本を探してみる
(3)普段行かない本屋に行ってみる
(4)レジ横は見逃さない
(5)迷ったら買え

いずれもうなずける五カ条であるが、特に賛同するのは(5)迷ったら買え。

嶋さんが本は一期一会というように、今日その場に合った本が明日行ってみると消えていることがざらにある。
増刷されない場合は2度と店頭ではお目にかかれない場合もあるほどだ。
だから、気になる本はなるべく今読まなくても買っておく習慣を本屋好きはたいがい持っているように思う。

・本屋は元祖セレクトショップ
・本屋は世界とつながる場所
・本屋は無駄なものと会いに行く場所…

本屋好きにしか語れない、「名語録」の宝庫とも言える本書。本屋好きであれば思わずにやりとしてしまうことだろう。。

もちろん、広告会社の社長である嶋さんだけにクリエイティブについても当然言及している。

嶋さんいわく、仕事で成果を出すためには二つの方向性があると。

ひとつは、ある特定分野を掘り下げていって他の人にはない強みを出すこと。
もうひとつは、異分子的に横から入り込んでくるものと掛け合わせて強くしていくこと。

クリエイターにとって火花が散る瞬間ともいえるクリエイティブジャンプを生むのは、まさに後者であると嶋氏はいう。私の経験から言っても、その点で本屋で無駄な時間を過ごす意義は大きいと断言できる。

アイデアがなかなか降ってこない、そんな悩みを抱えているなら、さっそく本屋へ行ってみよう!
本屋にはアイデアの種がいっぱい舞っているのだ、目には見えないが…

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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