アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

何に目をつけるかが成果の分かれ目。想像力の翼を広げよう。

元リッツカールトンの日本支社長、高野登氏の書いた「一流の想像力」を読んだ。
高野氏がリッツカールトンで学んだ経験を書いた著書は過去に何冊か出ているが、本書はその最新刊である。



ホテルマンとして長年ビジネスと関わってきた高野氏が得心したのが、仕事ができる人の共通の条件が豊かな「想像力」にあるということ。

・デートの相手にすっぽかされた男性が、笑顔でレストランから帰っていく。
・4坪で年間1億円分のジーンズが売れた。
・メイドにものを盗まれたと糾弾した女性が、そのホテルの大ファンになった。
・住宅という大きな買い物を、営業担当ではなく受付社員に任された…

詳しくは本書を読んで頂くとして、これらもすべて、応対した人の「一流の想像力」の成せる技だそうだ。

たかが想像力、されど想像力。

想像力と似た言葉に洞察力があるが、高野氏に言わせると、洞察力は「なるほど、そうか」で終わってしまうのに対し、想像力は「よし、こうしてみよう」につながるのだそうだ。想像力はある意味、ポジティブでなければ活かせない能力なのかもしれない。

したがって大切なのは、この“想像力の翼を広げる”という行為にある。

想像力はまた組織においては、部下の成長を左右することにも働くらしい。
想像力に優れた部下の可能性に目を向け将来の成長をどこまでイメージできるか…
上司にこの想像力が欠けていると、部下がいつまで経っても日の目をみない。
特にできる部下を持った時に上司のネガティブな想像力(いわゆる嫉妬)が働いてしまうとさらにやっかいである。
上司の想像力を高める教育なりプログラムなりを導入する企業が今後増えそうだ。

この他にも本書には、想像力がビジネスに活かされる例が続々と登場してくるが、なるほどこう想像力を活かせばよいのか!と読み進めるほどにまさに目から鱗の連続であった。

想像するためには、とことん観察することも必要だ。繰り返し見続けるうちにシミュレーションができ、ビジネスの法則が身についてしまうこともある。

ビジネスにおける想像力の重要性、そしてその磨き方を実践的に教えてくれる本書。
今まであまり意識したことがなかったが、つきつめてみると想像力は意外とビジネスに重要な資質であると、本書を読んであらためて思った。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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