アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

今を精いっぱい生きられているか。踏み絵となるような1冊、「どう生きる」

世の中には凄い経営者がいる。その凄さとは決してお金儲けが上手だということではない。

世の中には成功者と呼ばれる経営者がいる。その成功とは決して財を成したということでない。

坂本氏の凄い経営者の基準は、常に世の中の弱者と言われる人に向けられた温かな眼差し、そして彼らを支えようとひたすら努力を続ける不屈の精神と実行力。

そんな経営者こそ、本物の経営者と坂本氏は断言する。

坂本氏の活動は、そんな、世の中で埋もれがちな本物の経営者を世に知らしめ、ひとりでも多くのまっとうな経営者に勇気と希望を与えるものだ。

坂本氏の代表的な著作「日本でいちばん大切にしたい会社」に登場する本物の経営者のエピソードは、涙なしではとても読むことができない。

そんな坂本氏が一番弟子と言ってもよい、先日も紹介した「クオリティ・カンパニー」の著者、青木仁志氏をパートナーに迎えての対論集が「どう生きる」だ。



本書のテーマは、タイトルどおり、人はどう生きるべきか?である。

本書もまた過去の著作と同じく、ページをめくる度に、涙涙。とても人前では読めない。意識していても涙がこぼれることを禁じえない。なぜこれほどまでに涙がこぼれおちるのか…感動といえば聞こえが良いが、こんなに頑張っている人がいるのに対して、自分の情けなさ、恥ずかしさによるところが大きいと思う。さまざまなエピソードを通して正しい生き方を教えてくれている。

本書はある意味、生き方に関する名言集でもある。たとえば、こんな名言。

本当に強い人間とは、名もなき弱き人たちのちっぽけな夢を見捨てない、決して傍観者にならない人だ。(坂本光司)

豊かさはお金ではない。物でもない。心の豊かな人間になること。どれだけ人に尽くせる豊かな心を持っているのか。それが豊かさと幸せの指標になる。(青木仁志)

過去を後悔ばかりしている人を見ると、なぜその時精いっぱい生きなかったのかと聞きたくなる。今までやった精いっぱいの結果が今をつくるのだ。(坂本光司)

普通に働けてご飯も食べられて特別の問題もなく明日を迎えることができる。これを幸せと言わずに何を幸せというのだろうか。ささいな問題に一喜一憂している自分は一体何なんだろう。

人はぬるま湯に浸かっているといつの間にかその大切さがわからなくなる。そんな時、軌道修正してくれるのが坂本氏の著書だ。もし読んだことがないという方がいるなら、ぜひ一読をお勧めしたい。間違いなく人生における価値観が変わる。坂本氏の本にはそんな強さがある。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://adrunner.blog38.fc2.com/tb.php/1295-175e771e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad