アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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大切なのは、自分の土俵で闘っているかどうか。

クリエイティブディレクター佐藤可士和氏が書いた「佐藤可士和の新しいルールづくり」を読んだ。



超ベストセラーとなった「佐藤可士和の超整理術」でおなじみ、その佐藤可士和氏の最新刊は、自らの体験を通して培った、人生を優位に生きるために必要な「ルールづくり」について書いている。

本書から学べることは、ずばり「自分に有利な場所=自分の土俵で闘うこと」の重要性だ。

サッカーでいうアウェイを想像してみよう。

相手の本拠地で闘うということは、グラウンドの条件からすべてホームチームに優位なように設定され、はなからハンディキャップを背負うことになる。

ホームでは圧倒的な強さを見せるチームがアウェイとなると別人のように見えてしまうのは、もちろんそこに心理的な要素が働く事も大きいが、研究し尽くされ「闘う場」がそもそも苦手な条件にセッティング(=相手優位のホームルール)されているからなのだ。

この例のように、本書における佐藤氏の「新しいルールづくり」とは、まさに自ら優位に闘うために「闘うための新しい場」を規定すること。

あらためて考えてみれば、個人にかぎらず、ビジネスでも「新しいルールを作れる力」が成功を大きく左右する。

アップルの成功などはその典型だろう。

マッキンントッシュをはじめアイフォンでも、アイチューンズでも、これまでにあったビジネスのステージのようなものをまったく新しい形に創り変えてしまった。つまり闘うルールそのものを変えてしまったのである。

佐藤氏いわく、新しいルールを創るために重要なことはまず前例・常識を疑ってみること。

常識に捉われていては、新しいルールなど作れるはずがない。特に現代のような創造的破壊が求められている時代には特に重要な要素に違いない。そういう意味では、本書で紹介されている佐藤氏の思考法は実に参考になる。

今仕事で上手くいかないとか、ビジネスで価格競争に巻き込まれているとか、そんな悩みを抱えている人は、意外と自分にとって不利な場所で闘っていることに原因がある場合も多いようだ。

そんな人は、アウェイな場所に乗り込んで自滅するのではなく、自分の強みを今一度明確にして、闘うルールそのものを変えることを意識してみてはどうだろうか。

最後になったが、本書で「佐藤氏のルールづくり」が明確に整理されているのは、聞き手である斉藤孝氏の「引き出し力」によるところが大きい。斉藤孝氏をセッティングした編集者のセンスにも拍手を贈りたい。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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