アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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経営者は教育者でなければいけない。青木氏が実践する理念経営とは?

人材開発会社アチーブメントCEO、青木仁志氏が書いた「クォリティカンパニー」を読んだ



資本金500万円、社員5名で創業した企業が、無借金経営を続け、今では新卒エントリーが2万人を超す人気企業になったという。その理由は、ずばり「理念経営」にあった。

本書は青木氏が実践してきた理念経営の真髄を解き明かしたものだ。

青木氏が企業の根幹を成すものとして最もこだわるのは、経営者の考え方。そして、経営者には3つの資質が求められると言っている。

3つの資質とは、
1.判断力
2.リーダーシップ
3.実行力

リーダーシップについて書いた章で、青木氏はマネジメントとリーダーシップの違いを次のように述べている。

マネジメントに求められる能力は、複雑な環境に適応させる能力であるのに対し、リーダーシップに求められる能力は、変革を成し遂げる能力。

さらにこう続ける。

変革を成し遂げるためには、過去と決別して新たに企業が進むべき方向を定めなければならない。
そのためには企業理念とビジョンを掲げなければならない。
そして、それに共感する社員と企業文化を養わなければならない。
さらには、仕事を通じて社員の欲求が満たされる環境を作らなければならない。

これこそが理念経営の核をなす考え方なのだ。

安定の時代なら、管理をベースにしたマネジメントが手堅いかもしれない。
しかし、現代のような過去の常識が通用しない、時代の大きな転換点にあっては、管理のマネジメントではなく、強力なリーダーシップが求められていることは間違いない。

ソーシャルシフトの著者、斉藤徹氏も言うように、この先の企業では、「規律」ではなく「自立」で動く社員の育成が急務だ。

社員の自立を進めるためにも、今こそ理念が重要な時ではないだろうか。

もし所属する企業が業績不振で苦しんでいるなら、それは社員の能力が足りないからではなく、経営者の理念が足りないからかもしれない。

難局を乗り越え利益体質に転換するためには人切りもやむを得ないという考え方もあるだろう。ただしその選択は、理念経営の真髄を知ってからでも決して遅くはない。
青木氏は本書で、自らの実践を通して、正しく考え正しく行動することの大切さを教えてくれている。

社員である人の心を動かすのは、経営者ではなく、人としての熱い思いなのだ。そこを間違えると企業は衰退への一途を辿る。

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