アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

共感できる企業を応援する、澤上氏の長期投資という考え方。

さわかみ投信、澤上篤人さんの講演を聞く機会があった。

澤上さんの投資に対する持論は、長期投資。

40年のキャリアのほとんどをその考え方で貫き通してきた、その重みを話の節々に感じた。
もちろん株を扱うだけに損をした人がいるのも当然のことで、諸々批判もあるようだが、考え方がぶれないということ自体、それはそれで素晴らしいことだと私は思う。私自身、株をやらないので、なおさらそう思えるのかもしれないが…。

話の中で特に印象的だったのは、「自分の子供、孫の時代になった時、この会社には残っていてもらいたいと思えるかどうか」を投資対象とするという澤上さんの言葉。

質問を受け付ける段階で質問者がどうすれば儲かるかという意見を一刀両断、質問の度にこの言葉を繰り返していた。

さて、私のこだわりとしてこの手の講演を聞くときは、著書があればできる限り読んでから出かけることにしている。
予備知識があれば、より深く講演者の話に入り込むことができるからだ。

というわけで、講演会前に昨年末に出た“お金を「まわす」だけでいい!”を読んだ。



本書の内容もほぼ講演の話とイコールで、企業を応援する長期投資が景気回復のカンフル剤となる理由について触れている。
世界一とも言われるタンス預金が、頑張っている企業の応援に回ることで企業も勇気づけられ好循環につながると。

もちろん良い話ばかりではない。
澤上氏いわく、3千数百社の上場企業うち、本当に応援したいと思える会社は、600ほどしかないそうだ。
この数が増えれば増えるほど、もっと良い世の中になっていくのだろう。逆に言えばこの数が増えない限り本格的な景気回復は望めないのかも知れない。

いずれにしても、株価は景気の先行指標として、いつの時代も重要な指標であることは間違いない。
幸い安倍政権となって今のところ株価も順調に上昇している。
予算の中身が公共投資中心に戻ることには大いに疑問を抱くが、景気の回復が雇用状況の改善につながるのであれば、ここしばらくは様子を見守っていくことを良しとすべきなのだろう。

澤上さんが主張する応援投資が、世の中を良い方向に変えていくことを切に願う。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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