アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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プロフェッショナルこそ、生き残りをかけて自らを革新する必要がある。

コンサルタントのアル・カプラン氏が書いた「ハスラー~プロフェッショナルの革新」を読んだ。



キーメッセージは、「プロフェッショナルこそ、革新しなければならない」

ここでいうプロフェッショナルとは、弁護士や会計士、医師。そして、コンサルタントやファイナンシャルアドバイザーといった職種の人たち。

世間では俗に「先生」と呼ばれる人たちで、ある意味、これまではじっとしていても高収入が保障されている人たちだった。

だったと過去形であるのは、すでにアメリカでは過当競争の世界にあり、生き残りをかけた淘汰の闘いが始まっているからである。

こういった職種、従来であればまず実績、そして学歴、地盤といったところが武器であったが、もはや過去の栄光だけでは闘いに生き残れなくなってきているのだそうだ。

本書のタイトルにもなっている「ハスラー」とは、客引きと言う意味だそうで、能動的に自らの能力を広報し、クライアントに「営業する」プロフェッショナルを指している。

先生のまま時代に取り残されるのか、それともハスラーとなってサバイバルするのか。

その闘いを左右するのは、ICTを使いこなす能力、そして「士」としての能力はもちろんではあるが、それ以上に「人」としてのコミュニケーション能力が重要であるとカプラン氏はいう。

本書は、今プロフェッショナルとして活躍する人たちが、競争に勝ち抜くためにどのようにICTを活用して、どのように自らをイノベーションしていったのか、その考え方や手法について、事例も豊富に数多くのヒントの提供にページを割いている。

前述したとおり、これまでのように偉そうに待っていて仕事になる時代ではない。とはいえ、自ら仕事を取りに行く姿勢が果たして「先生」に持てるのか。過去の成功体験やプライドを捨てることは、ICTを使いこなす以上に難しそうに思えるが…

士に限らず、この先も景気の低迷が続くのであれば、リストラかどうかは別として、自らのスキルを武器に独立して生計を成り立てようと考える人は間違いなく増えていくだろう。そんな人たちにとっても、本書は非常に参考にできる点が多い。

また幸い企業の中に残ったとしても、いついかなる時に印籠を渡されないとも限らない。そんな人にとってのセルフブランディングの教科書としても十分に機能する。

この本を読んで真っ先に頭に浮かんだのは、進化論のダーウィンが唱えたという次の言葉だ。(毎度登場する話で恐縮だが…)

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」

変化に対応することができれば、ピンチをチャンスに変えられる。対応できなければ……。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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