アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

「心の時代」にモノを売る方法。

小阪裕司氏の書いた、「心の時代」にモノを売る方法を読んだ。



本書は、先日読んだ「価値創造の思考法」と補完関係になっており、6章を除いて、主に「価値創造の思考法」の前提としての記述と小阪氏は言っている。

以前に紹介したように「価値創造の思考法」をすでに読んでいるので、本書はすんなりと小阪氏の主題に入ることができた。

モノが売れない時代と言われて久しいが、すべての商品がそうとは限らない。こんな時代にもきっちり売れている商品はあるのである。

たとえば、ル・クルーゼ、ダウニー、ライブナチュラル・・・そこには機能的に優れているという観点だけでなく、心を満たすという別の共通する特長があるのだ。

この共通する特長を理解することにより、この先どのような商品、売り方が流行るのか予測を立てることができる、それが本書の小阪氏が展開する最大のテーマ。

小阪氏は今後の新たな消費の潮流として3つの潮流を挙げている。

潮流1:「業種分類は消滅する」…何屋かわからない店や会社がこの先続々と現れる。本書でも紹介されているビレッジバンガードはその走りだろう。

潮流2:「多くは教育産業となる」…多くのビジネスは、今の教育産業に近い、いわば月謝を取るビジネスに変わっていく。

潮流3:「社交サロンは隆盛する」…少なからずビジネスは社交サロン化するだろう。

以上の3つの潮流をあらためて眺めてみると、こだわり、コト化、コミュニケーション、クリエイティビティ、そのあたりが共通のキーワードではないか。

いずれにしても、過去の常識に捉われているとビジネス機会を逃すことになる。大切なのは長く続いている業界毎の常識みたいなものを疑ってみることだ。意外なところに新たなチャンスが眠っている気がする。

小阪氏がいう通り、2冊を読むことで小阪氏の低唱する「価値創造」のビジネスのあり方がより深く理解できた気がする。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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