アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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美魔女ブームの仕掛人が書いた「ブームはこう作る!」

光文社で、雑誌「STORY」「美ST」の編集長を務めた山本由樹氏が書いた「欲望」のマーケティングを読んだ。



山本氏は美魔女ブームの仕掛人として知られており、美魔女ブームにより40代のアンチエイジング市場を開拓し、さまざまなメーカーとのコラボでヒット商品を生みだしたことでも有名だ。

山本氏はこのブーム化が可能となった理由として、「欲望」をマーケティングできたことを挙げている。

この「欲望」が根源的であればあるほど発生した消費は一般化し、さらにそれが戦略的なマーケティングを伴うと、そこに新しいトレンドが生まれ、市場が生まれるとのこと。

まさに、この「欲望」の善循環の結晶こそが「美魔女ブーム」なのだ。

山本氏は、「欲望」のマーケティングの具体的なメソッドとして、次の方法を有効としており、大変参考にできるので紹介しておく。

それは、
「絞り込む(ターゲティング)+巻き込む(エンクロージング)+揺り動かす(シェイキング)」という3段階のインフルエンスの積み重ね。

つまりは、まずターゲットを絞り込み、次に社会現象化で巻き込み、「なんとなく不満」を感じさせ消費を促す。というものだ。

雑誌で磨きあげたこの手法、ある意味いろいろな局面で応用できる今時のメソッドであると実感した。
それもそのはずこのメソッドのバックにはインテグレートの藤田氏がついている。
いずれにしても、アドマンにとってはぜひ押さえておきたいひとつの考え方である。

もうひとつ感心したのは、山本氏の言葉力。
「美魔女」はもちろん、「衣食住より美食習」「ブランニューの法則」などなど、タイトルひとつで売れ行きが変わる厳しい雑誌の世界で腕を磨いてきただけに、なんとも切れ味のよい言葉の使い方であり見習いたい。

見かけではなく生き方そのものが輝いているのが、美魔女の美魔女たる所以。そんじょそこらのミスコン出身の女子とはキャリアも志も違うのだ。
見事ブルーオーシャンを見つけた山本氏、今年晴れて30年近く務めた光文社を退社し、新たな道を歩み始めたそうだ。50代になっての満を持しての独立が次にどんなブルーオーシャンを見つけるのか、楽しみである。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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