アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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会社の変革は「バカ者」「よそ者」の活かし方にかかっている。

大学教授である真壁昭夫氏が書いた「若者、バカ者、よそ者~イノベーションは彼らから始まる」を読んだ。



どこの会社にもいるはみ出し者(本書ではバカ者と呼ばれている)。良くいえば異端児、しかし協調性がなくほとんどの職場ではうっとうしい存在であったはずだ。

これまで日本の企業はどちらかというと彼らを閑職に置き、ある意味枠からはみ出さない優等生を重用して安定成長を築いてきた。

ところがである。

気づいたら同じような人材で固めていたため、成長軌道に乗っている時は良かったのだが、いざ困難に直面すると意外ともろいことがわかったのである。
今の日本の電機産業の凋落ぶりは、その象徴であるように思えて仕方ない。

著者の真壁氏は、そんな苦境を今こそ救うのが、この「バカ者」や他業界から中途入社してきた、いわゆる「よそ者」そして「若者」だと主張する。

なぜかというと、今の企業が抱えている危機を乗り越えるには、小手先の改善では難しく、すべてをゼロベースで考えるイノベーションが必要だからだ。

真壁氏の主張をもう少し詳しく紹介しよう。

バカ者。既成概念に捉われないことが「バカ者」の最大の魅力だ。彼らはこれまでの常識、慣習、観念などをかなぐり捨てて、挑戦を続けることができる。

よそ者。真壁氏はクリティカルシンキングができる人と位置づける。クリティカルシンキングとは、批判的思考。外部の異業種からやってきた人材は、社内の先例や慣例に流されず、良い悪いの批判精神で物事を捉えることができる柔軟性を備えている。

マクドナルドしかり、ニトリしかり、アップルしかり、苦境を乗り越えて成長を続けている企業は、こういったバカ者、よそ者の力を上手に活用しているという事実がある。

いずれにしても重要なのは、過去の成功体験を捨てることができるかだ。成功体験を捨てて新たな成長を目指した時、異端の才能、常識やぶりの発想が必ず必要になってくる。

幸い広告業界にはクリエイティブな能力がありながら活かせず悶々としている中高年がたくさんいる。
狭い広告の世界に閉じ込めず今こそ彼らの才能を異業種で活かすべき時ではないだろうか。

あなたのすぐ近くでもそんな能力が眠っているかもしれない。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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