アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

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米ポートランドは世界有数のサステナブル・シティ。

アメリカ・オレゴン州のポートランド、勉強不足で恐縮だが、
アメリカだけでなく世界的に見てもサスティナビリティ(持続可能性)の最前線を行く街だという。

その現状をレポートする商い総合研究所代表、松本大地氏の“最高の「商い」をデザインする方法”を読んだ。



1970年代にはアメリカのごく当たり前の都市だったポートランドが、どのような経緯でサステナブルシティとして生まれ変わったのか、その街づくりのコンセプトは?などなど、日本のこれからの街づくりにも参考にできるアイデアが本全体に満ち溢れている。

とかくサステナビリティというと北欧などの例が挙げられるが、実はアメリカ国内にもこんな先進的な事例があったのである。

ポートランドが新たな方向を目指したきっかけは1970年代の石油ショックだそうだ。

新市長が住民に呼び掛けて進めた施策は次の3つ。

建設開始間近であった高速道路の計画を白紙に戻したこと。
その代わりにライトトレイルと呼ばれる市電のような乗り物で郊外と街を結んだこと。
そして地産地消の飲食店を中心に、人が集まり交流できる場を官民一体となって充実させたこと。

推進のコンセプトは「サステナビリティ」と「ウィーアード」。
この二つのキーワードをベースに環境共生社会を構築してきた。

それにしても、サステナビリティはそこそこ馴染みのある言葉になっているが、ウィーアードとは耳馴染みのない言葉。
風変わりなとか異様なという意味だそうだが、ここでは他の街と違い個性的である、という意味で使っている。
そのことを何よりポートランドの住民は誇りに思っているのだそうだ。

従って商う店も、チェーン店ではなくほぼポートランド発の個性的な店。どこにもない考え方で、訪れる人を魅了する。

このポートランドをお手本に日本での街づくりをコンサルティング、プロデュースする松本氏。
はじめに建築ありきではなく、あくまで「商い」を考え方の中心に据え、人の集まる賑わい、人と人の交流を創造することで街の活力を生み出すことを良しとする。

どんなにりっぱな計画があっても、人が不在の計画なら、長続きしないだろう。このポートランドこそがその貴重な教訓を教えてくれている。

日本でも富山市など、サステナビリティの先進都市をめざす例もあるが、まだまだ成長ありきの思想から脱皮できていない。そういう意味では、これからが楽しみではあるが・・・。

それにしてもポートランド、この本を読んでぜひとも訪れてみたい街のひとつになった。

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まとめtyaiました【米ポートランドは世界有数のサステナブル・シティ。】

アメリカ・オレゴン州のポートランド、勉強不足で恐縮だが、アメリカだけでなく世界的に見てもサスティナビリティ(持続可能性)の最前線を行く街だという。その現状をレポートする...

  • 2012/07/09(月) 19:52:47 |
  • まとめwoネタ速neo

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