アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

ブラウン経済からグリーン経済へ。価値観の大転換期。

環境経営論・CSRの第一人者でテレビでもおなじみの末吉竹次郎氏と伊田徹治氏の共著による「グリーン経済最前線」を読んだ。



本書にこんな話が登場する。

たゆまぬ努力と技術革新により、アメリカと日本を最短7日で結ぶことができるようになった船舶輸送。

ちょっと前なら万々歳、めでたしめでたしで終わるところが、こんな話が続けられたらどうだろう?

「あと1日延ばして8日間にすると燃費効率が高まり、2酸化炭素の排出量がなんと30%も削減できる。」

ビジネスのスピードを選ぶか、地球環境への負荷低減を選ぶか、まさに究極の選択を迫られる時代が目の前にやってきているのだ。

特に経営においては、今後ますます分岐点での選択が難しくなってくることは想像に難くない。

そんな状況で何より問題なのは、現在、地球で起こっている環境破壊の実態を知っているか知っていないかで取るべき態度が180度変わってしまうということだ。

そういう意味では、少なくとも経営者は今現在世界各国で進行している環境破壊のレベルそしてそこへの取り組み・最新技術くらいは最低限知っていなければならない。

本書「グリーン経済最前線」は、環境情報を求める経営者にはまさにタイムリーな1冊であり、最先端の取り組みをほぼ世界中を網羅して隈なく紹介している。

本書における豊富な情報量は、長らく国連の環境計画金融イニシアティブ特別顧問を務めた末吉氏と共同通信社の記事を務めた伊田氏の情報収集力のたまものだろう。

いささか余談にはなるがこの問題、決して他人事ではなく、広告業界が関与している問題も大きい。

たとえば、印刷用紙。
今ではFSC認証紙を使うことは当たり前になっているが、それを知らないことにより環境破壊に通じる紙をコストが安いという理由だけで使ってしまっているケースもまだまだ多い。

どんな業種、どんな職種にあっても、環境保全は避けられないテーマになってきている。
知れば知るほど価値観が変わる、それが今という、すべてが転換点にある時代なのだ。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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