アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

共創。これからのビジネスを左右するもっとも重要なキーワード。

ゴールデンウィークが終わる。

この数日間、本を読んだり街へ出かけたり人と会ったりして、あれこれ考えた。

今あらためて整理してみると、今自分の脳裏に鮮明に浮かんでいるキーワードがある。

“共創”である。

今までのビジネスは、どちらかというと企業が情報をコントロールすることで成立していた。

いいかえれば、消費者が少ない情報で企業を評価していた時代。だからこそ企業は競争市場で優位に立てた。

そしてその成長を強力に後押ししたのが、テレビCMをはじめとするマス広告の存在だった。

テレビCMで刷り込まれ、大量に売り場に送り込まれた。マス広告が消費者製造工場ともいえる唯一無二の役割を果たしていたのである。

しかし今は違う。生活者の方が良くも悪くも正しい情報をたくさん持っている。
だから企業がどんなに情報を隠そうとしても、ソーシャルメディア経由の口コミですべて丸裸にされてしまう、そんな生活者優位の時代なのである。

ゆえに企業が情報を抱え込み他社に先駆けて上手い汁を吸ること自体がほぼ不可能に近い。
逆に内に籠ることで情報の偏りが生じ、時代から取り残されて行ってしまう。

重要なのは、自らの存在を外に開いて、生活者も、協力会社も、そしてライバル企業さえもパートナーとして、いかに同じ価値観で連携しビジネスを再構築することができるか。

その根底に流れるべきが“共創”の精神。

そして、この共創を加速させるのがマスメディアではなくソーシャルメディアの存在なのである。

これはそのまま個人にもあてはまる。
ひとりで完結するのではなく、自分と違う個性と連携することで、1+1が2以上になる。
そのためには自分にしかない“強み”という剣を研ぎ澄ますことが必要になってくるだろう。

競争から共創へ。ある意味180度の価値観の大転換。

図体が大きい大企業ほど転換に時間がかかるだろう。ここは中小企業、個人の出番だ。

小が大を制する、そんなあり得ないことが現実に起こるかも知れない時代を迎えている。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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