アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

会社で息苦しい人ほど、能力を発揮する。「2022」再読。

昨日参加した、企業・NPOとの協働、CSRをテーマにしたセミナー。
そこで大企業の社員でありながら、その企業が設立したNPOの代表を務める人の話が大変興味深かった。

枠にはめられそこから外れないことを良しとされるのが企業の人材であるなら、NPOで求められる人材像はまったく正反対。どんなに素晴らしい人間性を持っていても企業内では活かしきれなかった能力が、NPOでは活き活きと水を得た魚のように輝き出すという、そんな話だった。

ちょっとまてよ、確か以前にもそんな話を読んだことがあったっけ?
と、再びページを開いたのが神田昌典氏が書いた「2022~これから10年、活躍できる人の条件」だ。




読み返してみると、最初に読んだ時より得られることが多かった。ベストセラーになっている理由がわかる気がする。

さて、この本の中にあるこんな記述。組織を動かす3つの歯車の話だ。

3つの歯車とは、

1.経営の効率性
2.顧客との親近感
3.商品/サービスの革新性 

お互いに衝突しあう3つの要素がバランスを取りあって組織が成り立っている。
しかし、どの歯車が最重要視される要素なのかは時代によって違ってくるのだ。

これまでの10数年は「経営の効率性」が最重視されてきた。

したがって会社の経営効率化が進む中で「共感力」「革新力」にすぐれた人材は息苦しく感じていたはずと神田氏。

しかし、東日本大震災を経て徐々に「顧客との親近感」が求められる市場に変わってきているという。
「共感」「やさしさ」「つながり」といった「顧客との親近感」。

企業がその変化を掴み切れないでいる中、息苦しさを感じていた人たちが企業を飛び出して起業、もしくはNPOなどで活躍を始めるのがこれからの時代なのである。

企業はこの歯車のバランスが変わっていることを把握できなければ、命取りになる。効率性を追求すればするほど矛盾が生じてくるはずだ。どんなに頑張っても結果が出ない会社は、まずこの落とし穴を疑ってかからなければならないだろう。

会社で息苦しい人ほど、能力を発揮できる時代。昨日のセミナーで実際に実践している人の話を聞いて意を強くした。

今もし息苦しさを感じていれば、それは悩むことではなく、新たな活躍の場が外から求められているサインなのかも知れないのだ。考え方を変えればピンチが一転チャンスに。そんな時代なのである。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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