アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

伝えること。伝わること。

伝えると伝わる。文字にすると1文字違いだが、両者の間には、大きな大きな永遠の壁がある。

私は長い間、コピーライターとしてこの課題に取り組んできたが、この壁は超えられそうで超えられない、いつも苦悩の連続だった。

私のような名もないコピーライターですらそうであったのだから、一線で活躍されている人のプレッシャーたるやいかほどかと想像に難くない。

超えるためのひとつのヒントは、いかに相手の立場になって考えられるか、広告でいえばいわゆるインサイトというやつだ。

訴求対象者がふだん気づいていない「なるほど!」とうなづけるホットボタンをいかにして押すか。
独りよがりのコピーでは振りむいてももらえない。

ここには性格も関与すると思う。大胆さと繊細さ。客観性と主観性。相反する二つのものを持ち合わせる独特の感性が要求される。

なぜ、このようなことを今さらながら思い立ったかというと、それは今日参加したESD=持続可能な開発のための教育のセミナーにある。

ESDといえばすでに世界の共通語になっているのであるが、伝わるという観点からいえば、ほぼ伝わらないに等しい。
持続可能性って?開発って何を開発?わかりにくい理由のひとつは、この英語の直訳にあるようだ。

ロハスしかり、エシカルしかり、サステナビリティしかり。
国連とかが主体となってはじまったのでこうなるのはしかたないのだろうが、日本国内でも認知を上げるためには、この英語の意味だけに捉われない柔軟な発想が必要ではないだろうか。

言葉でいえば日本語は優れた言語であると思う。ゆえにもっともっと言葉には繊細な心配りが大切ではないか。そうでなければ、伝わるものも伝わらない。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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