アドマン(元)のブログ「広告会社~バーチャルとリアルの狭間で」

名古屋の広告会社に働いていた元アドマンのブログ。広告とインターネットに携わる男が、時代の転換期で日々感じること、気づくこと、体験したこと、また、読んだ本や見た映画の感想などを思いのままに書き綴ります。

大手とケンカする前に、読んでおこう。

経営コンサルタントの島倉大輔氏の書いた「大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります」を読んだ。



中小企業が大手とさしで闘って勝てるわけがない。勝つためには小ささを逆手にとって、大手にできない戦略が必要というものだ。つまりは、ゲリラ戦や奇襲攻撃が常套手段と歴史も証明している。

しかし、その大手にも弱点はあると島倉氏。
だから肝心なのは、その大手が苦手とするところや弱いところで勝負することだとしている。

本書ではそれを7つのポイントにして展開。

・戦略の集中による1点突破
・非常識への挑戦
・超・地域密着経営
・脱ネットマーケティング
・売らない営業
・人材に頼らない組織
・ワークライフアンバランス

いずれも「なるほど」と興味をひかれるキーワード満載だ。

読んでみると、特に目新しい感じはしないが正直な感想。けれどそれだけにしっかり押さえられているのが小さな会社がまず押さえておかなければならない、定石中の定石ポイント。

目から鱗とはいかないが、経営に特別なことなどなにもない、ただ地道に続けていくことが重要なのだと気づかされる。

たとえばワークライフアンバランスなど、その典型ではないか。世間はワークライフバランス全盛であるが、中小企業の経営者は24時間営業は当たり前、その覚悟がなければ経営などできないと一刀両断。

また、私が常々営業の必要十分条件だと考えている「売らない営業」についても明快。こちらから売り込むのではなく、売れる仕組みを作り相手が「買いたくなる」戦略をとるべきだとも。

こういった類の本は数え切れないほどあるし、私も数え切れないほど読んできた。その中では数少ない、実践に即したノウハウが詰められている本であるといえる。

小さな会社こそ、お金でなく頭を使わなければ勝てない。その頭の使い方を現場感覚でサポートしてくれる、そんな1冊である。

テーマ:徒然なるままに… - ジャンル:ブログ

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